ピアノ調律工房 今週の工房


ディアパソン125のレストア(ご注文主:名古屋市千種区 A様)


あの大橋幡岩氏の名作ディアパソンのアップライトです。残念ながら昭和38年製造でカワイ楽器製造に吸収されてからのピアノですがまだまだその名残はあります。今回の修理でどこまでその良さを引き出せるか楽しみでもあります。
mae mae
修理前。湿気の影響などでかなり状態が悪いです。 ハンマーにもかびが生えて変色しています。
mae 9877
同じく中の状態。 製造番号9877番
nezi bunkai
アクションブラケットを止めるねじが下にもあるのが特徴です。 分解するために寝かせました。
gen gen
弦を外す前にいろいろ調べます。 弦の長さ、太さ、駒の高さなど調査します。
bunkai pin
プレッシャーバーを外す チューニングピンを抜きます。
flame flame
鉄骨フレームをピアノから降ろします。 これから汚れ、さび落としをして金粉塗装します。
toso sb
金粉塗装できました。 響板をサンダー掛けします。
nisu frame
ニスを塗って養生します。 フレームを載せます。
hammar new
良く弾き込まれたハンマー、弦溝が深くついている。 新しいハンマー。独レンナー社製。穴あけの準備。
hari hari
第一整音。あらかじめ深く針を入れます。 針刺しの工具いろいろ。これ以外にもまだある・・。
koma komapin
フレーム合わせ。駒が高いので高さを合わせるため削ります。 駒ピンを入れ直す。独レンナー社製の駒ピン
set set2
フレームがセットされた。フェルトの弦枕を貼って。 ピンブッシュも入れて穴あけして。
gen kenban
弦を張ります。独レスロー社製の弦 鍵盤。白鍵セルロイドが黄色く変色してしまっている
hagasi akusyon
白鍵セルロイド黒鍵ベークライトをはがした。 アクションの分解
akusyon new
アクションの分解。木製のレールも黴びています。 新しいハンマーバット(国産 )を取り付ける。
puressyaba dekita
プレッシャーバーをねじ止め 張弦完了
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(社)日本ピアノ調律師協会会員
ピアノ調律師 片桐  健